どうも、オレンジ(Twitter : @orange_wcat)です!
ついこの前、新春茶熊学園2020を褒めちぎる記事を書きました。
これに味をしめたので(?)、今回はオススメの白猫ストーリーを10作品紹介したいと思います!
ただし!!皆さんの注目度が高いと思われる周年関連(DDS、SoN、ゼロクロ、魔幻獣シリーズ、DR・レガリア、Horizonシリーズ、メインストーリー、Fragmentシリーズ)と新春茶熊は敢えて除外したいと思います!白猫には周年以外にも素晴らしいエピソードがいっぱいあるんだよ!ということを伝えたいのです!
⚠️以降、若干のネタバレが含まれます。ネタバレに一切触れたくない方は、本記事の目次だけを見て、上から順に本編を読んで欲しいです笑
ではどうぞ!ε=┏(・ω・)┛
【目次】
3. 流星のエンブレム
1 . Brave The Lion 2
感動☆☆☆☆☆
笑い☆☆☆
激アツ☆☆☆☆☆★
BGM☆☆☆☆
読みやすさ☆☆☆
はい来ましたみんな大好きダグラスさんの2作目のイベントです!まず初めに言っておきますが、このイベントが開催されたのは2015年です。7年前ですよ7年前!!それを踏まえた上で言いますが、、、
周年(と新春茶熊)を除いたイベントストーリーの中の最高傑作だと思います!!
まず1番に評価すべきなのは、シリアスさに振り切った脚本でしょう。BTL(Blave The Lion)1で赤髪たちと出会ったダグラスですが、その出生には大きな秘密があります。BTL2ではそれが明かされるのですが、当時のおちゃらけたストーリー群からは考えられないほどエグい内容です。詳細は伏せますが、当時は、これを実装するのは相当勇気が必要だっただろうなーという感想を抱きました。脚本を評価すると言ったのにフワフワしたことしか言ってませんが、言えないんです(笑)。だって言っちゃったら面白さが半減するんだもの(笑)。
1番の名シーンは、ダグラスの覚醒でしょう。これはもう言っちゃいますが、ストーリーのどこかでダグラスが覚醒(神気解放)します。その辺りのストーリーが、声優さんの演技も込みで最高すぎるんですよね…。「さあダグラス!早くボクを!力をあげよう!守りたい人を守れる力だ!」という台詞があるんですが、本当にシビれましたね…。このシーンに辿り着いた時、私はBTLを読んで本当に良かったなと心の底から思いました。
登場キャラのほとんどが茶熊に選出されていることからも、本イベントの人気っぷりが窺えますね!みなさんもぜひ読んでください!BTL1さえ読んだら、基本的に内容は理解できると思います!さぁ読んでください!!さぁ!!(⊙ꇴ⊙)
2 . 劇団ほわいときゃっつ~クリスマス公演への軌跡~
感動☆☆☆☆☆
笑い☆☆☆☆
激アツ☆☆
BGM☆☆☆☆☆★
読みやすさ☆☆☆☆
2016年に開催されたクリスマスイベントです。ストーリーをざっくりと説明すると、レザールが組織した「ほわいときゃっつ」という劇団が行うクリスマス公演が描かれています。少し特殊なのが、前半は公演に向けての準備期間であり、後半に公演の内容が丸々描かれている(作中劇)ところです。それぞれ詳しくお話ししていきます。
前半は、レザールが、公演の演者だけでなくプロデュースや会場設営等の従業員を集める様子が描かれています。何が素晴らしいかって、公演は演者以外にも大切な役割を持つ人が沢山いることをしっかりと描けているところです。客側からすると、目に入るのは演者のみでしょう。しかし、演劇は演者だけではなく、人を募りまとめるプロデューサー、劇伴を奏でる奏者、大道具小道具を作る職人などなど、沢山の人が協力して出来上がっているのです。ライターの飛山さんは演劇畑出身だそうなので、こういった裏の動きを正確に描写することができたのでしょう。
後半はクリスマス公演の内容がそのまま描かれています。要するに、声優さんは演技をしているキャラを演じているのです。特にカレン役の瀬戸さんの演技が抜群で、始めは演技が下手だったカレンが公演を通して役に成るという流れを完璧に演じ切っています。内容も非常に素晴らしく、普通に泣けます(笑)。その内容は是非本編をご覧なってください!個人的には前半より後半の方が好きなのですが、前半にしっかり準備が描かれたこそ後半で強いカタルシスが得られたのかなと思っています。
ほわいときゃっつで1番話さなければならないのが、BGMの素晴らしさです。本作のBGMは各曲Music ver.とSong ver.の2種類で構成されています。クオリティが本当に高く、聴くだけでクリスマスの煌びやかな雰囲気を想起できます。全ての楽曲素晴らしいんですが、私は特に「Rebel」という曲が大好きで、今でもたまに聴きます。そして、実はこの曲WORLD ENDの物凄く大切なシーンで使われています。皆さんはどこか分かるでしょうか?当時WORLD ENDでこの曲を耳にした時、なんて素晴らしい曲なんだと涙を流しながら再認識した記憶があります(笑)。
本イベントは色んなキャラが登場しますが、彼らの過去イベを見ていなくても楽しめる構成です!つまり非常に読みやすいので、是非時間の隙間などに読んでみてほしいです!( ・ㅂ・)و ̑̑
3 . 流星のエンブレム
感動☆☆☆☆☆★
笑い☆☆☆☆
激アツ☆☆
BGM☆☆☆
読みやすさ☆☆☆☆☆
親友を亡くしスランプに陥った紋章画家の青年と親友の妹、その2人の芸術家が描く魂の物語です。今回紹介する物語の中ではダントツで短いですが、超名作です。
この作品には、知る人ぞ知る「アイザック」というキャラクターがいます。このキャラは作中では既に故人であることが、物語の序盤で明かされます。プレイアブルのキャラクターでは無いのですがユーザーから物凄い人気であり、「星に願いをプロジェクト」という星4キャラ化してほしいキャラを決める投票イベントで、故人ながらも大量の票が集まりました。ちなみにそれでプレイアブルにはならなかったのですが、アイザックのスタンプが配布されました(笑)。アイザックが素晴らしいキャラクターだったからこそ本イベントが素晴らしくなったと言っても過言ではないでしょう。
ただ本イベントはキャラクターの強さだけではなく、脚本の強さもあります。詳しくは語りませんが、「頭の中の魔物」の伏線回収が本当に美しいです。また、「いっぱい泣いて、いっぱいにいちゃんって言って───いっぱい描いた!」というイロメロのセリフがあるのですが、これまではっちゃけてたイロメロが真面目な顔で、真面目な声で話した事が非常に衝撃的でしたし、感動しました。人の死を至近距離で扱うセンシティブな物語ですが、しっかりと落とし所が作られていて、最初から最後まで隙のない物語でした。本イベントは主役が2人とも初出なので、前提知識が無くとも楽しむことができます。そういった意味で非常に読みやすい短編作品なので、是非ご覧になってください!(´∇`)
4 . 帝国戦旗Ⅱ REQUIEM
感動☆☆☆
笑い☆☆☆
激アツ☆☆☆☆☆
BGM☆☆☆☆☆★
読みやすさ☆
みなさんご存知であろう、帝国戦旗の2作目です!白猫世界には、帝国と連邦という2大国家が存在し、それらに属するキャラクターが何人も登場しています。また、白猫2周年記念イベントが帝国と連邦の戦争を描くものであり、白猫をプレイしているならそれらの存在の大きさを実感出来るでしょう。
さて、帝国戦旗は2周年記念イベントSoul of Knightsから繋がる物語です(Divine Dragon's Sagaからの蒼空の竜騎士みたいなイメージ)。その名の通り、帝国の中の組織である「狩猟戦旗」をメインとした物語ですが、帝国戦旗2ではそこに連邦の組織「VOX」も関わってきます。これだけでこのイベントが白猫にとって、白猫ユーザーにとってどれだけ大きい物語なのかが分かるでしょう!
物語の大きさばかり語っていても仕方ないので、本イベントの素晴らしい所を話します。まず1つ目は、大人向けでビターなストーリーです。人が死にます。人が人を利用し、裏切ります。ハッピーエンドではなくビターエンドです。話を理解するのに多少頭を使います。これらを受け入れることが出来る方は、大いに楽しむことが出来るでしょう。また、主人公であるアイシャとジュダは会話中難解な表現を沢山使います。よく読み込めば意味は分かるので構いませんが、その小難しい雰囲気が作中のアダルトな雰囲気を強調させてくれます。内容もわりと容赦なく、正直かなり見るのがつらい描写もあります。なので、おちゃらけた雰囲気や軽めの物語がお好みの方は合わないかもしれません。
ちなみにですが、アイシャは恐らく白猫プロジェクトの中で最も人気のあるキャラクターです(6th時のキャラクター人気投票参照。現在は黒衣エレノアの出現やNWの開催によりエレノアが1位になってるかも)。その人気の理由の1つとして、帝国戦旗が高く評価されていることが挙げられるでしょう。
さて、★を付けてるだけあって、本イベントはBGMがとにかく良いです。「星無き夜に翻る旗」「餓狼」「PIED PIPER」「鎖」「V.O.X」「幻夢」どれも他作品に輸入されるくらい、良い雰囲気を持つ名曲です。是非1度聴いてみてください!
本イベントを最大限楽しむには、帝国戦旗1だけではなくSoul of Knightsも頭に入れておく必要があります(SoKは最悪読まなくても大丈夫ですが、「最大限」楽しむことはできないです)。また作中に難解な表現が多く、視点もアイシャ側とエリス側を行き来するような構成なので、非常に読みづらいです。「読みやすさ」の項目は☆1としていますが、本当は☆0にしたいくらいです(笑)。ただ面白さは保証しますので、時間が作れた時に読んでみてほしいです(๑•̀ㅂ•́)و✧
5 . オーバードライブ紅蓮3 Phantom Hero
感動☆☆☆☆☆
笑い☆☆
激アツ☆☆☆☆☆★
BGM☆☆☆☆
読みやすさ☆☆
前編で最後に紹介するのは、レクトリネアウェルナーキアラという茶熊にも選出された人気キャラを多数輩出した、オーバードライブ紅蓮シリーズの3作目です。本作では主人公のレクトはもちろん、ヒロインとしてキアラという激カワきゅーてぃーきゃわきゃわ女子が出演します🥰。レクトとキアラの関係が、本当に王道なヒーロー物語のそれなんですよね。ここが本イベントの最も素晴らしい所だと思います!偶然の出会い、敵に追われるヒロイン、敵から逃げ切ったあとの少量のラブロマンス、ヒーローに惚れるヒロイン、行方不明になるヒロイン、ヒロインを助けるために覚醒して敵を倒すヒーロー、そして得られる圧倒的カタルシス。これら全てが、違和感なく完璧に描かれています!そして最後のシーン、キアラが花畑に行くあのシーン、かなりショッキングな演出があります。こういう大人なシーンもしっかり描いてくれるところが本イベントの最も素晴らしいところだと思います。これはウェルナーの描き方にも言えることですね。ウェルナーは作中ではめちゃめちゃかっこいいダークヒーローなのですが、紅蓮2から引き継いだ設定を上手く上記のヒーロー物語に絡めています。要するに、本イベントは脚本のレベルが非常に高いのです。
次は敵の魅力についてお話ししましょう。本イベントではセロというイガグリが敵として出演しますが、こいつの台詞に注目してほしいのです。これは帝国2にも共通しますが、パッと聞いただけでは訳が分からないと思います。しかしストーリーで明かされる彼の過去を読み解くと、しっかり意味のある言葉を発していると気づけます。どれだけ頭のネジが外れていようと、言動に1本の筋が通っているキャラクターは魅力的に見えるものです。そして悪役が魅力的であることは、良作である必須条件です。HorizonシリーズやWORLD ENDを見ると分かりやすいでしょう。これら二大巨頭にはさすがに劣りますが、イガグリくんもしっかりこの役割を果たしていると言えます。
この作品は紅蓮1と紅蓮2を読んでさえいれば十分楽しめる内容となっています。特に紅蓮2は紅蓮3に匹敵するほど面白い作品なので、是非とも紅蓮3とセットで読んでほしいです(*^ω^*)
【最後に】
さて、皆さんいかがだったでしょうか?今回はリリースから5周年までの間でオススメのエピソードを紹介しました!5作品も一気に紹介したので1作品ごとの紹介密度は低くなってしまいましたが、十分魅力は伝わったんじゃないでしょうか?魅力が伝わった方は本編を読んでみてほしいですし、魅力が伝わらなかった方は私の言葉が足りない所を探すために本編を読んでみてほしいです!(笑)
また、今回紹介した以外でも良作は沢山あるので名前だけでも紹介しておきますね!
・オーバードライブ紅蓮2
・Wings of Hearts 2
・茶熊2018
・不具合勇者
・蒼空の竜騎士2
↑これらは今回紹介するか迷ってた作品です!見て損は無いと思うので、時間がある時にぜひ!
ではまた後編で会いましょう!
ε=┏(・ω・)┛